今日、マカロンの涙やけの相談をしに
トライアングル動物眼科診療室へいってきました。
瞬きがうまくできておらず、本来の涙の機能が果たせていないため
涙が目の外へ流れ出てしまっているとのこと、
解消するため軟膏と目薬をいただいてきました。
いろいろ説明を受け勉強になりましたよ。
人間にも当てはまることがあるので、
ドライアイは甘く見てはいけないことがよくわかりました。
以下、理解した内容の箇条書き。
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①そもそも、犬は目頭に毛がはいり込みやすい骨格で、
その毛を伝って目頭から鼻にかけて涙が流れ出やすく、
その涙が頬を伝い涙やけしやすい。
②涙は眼球を保護するバリアの役目を果たすが、
涙だけでは眼球に残らない。(要するに水みたいなもの)
③バリアの役目を果たすためには、瞼から分泌する油分と
④瞬きがうまくできないと、涙が油分とうまく混ざらず、
涙が目の外に流れやすくなる。
⇒年をとると油分の量がへるので、涙もろくなるんだそうです。
⑤目が乾くと瞼から分泌する油分がうまく分泌されない。
⑥犬は全般的に目の周りの骨(眼窩)よりも眼球が飛び出ているため、
瞬きがうまくできていないワンコが多い。
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マカロンの瞬きをモニターで拡大して見せてもらいましたが、
確かに完全に目を閉じきれていない状態でした。(ほんの少しですけど・・・)
ということで、眼球が乾きやすくなって、角膜を完全に保護できなくなっている。
眼球をバリアするために余計に涙を出しますが、
瞬きがうまくできないため、油分と混ざらず目から流れ出てしまう。
という悪循環になっているようです。
油分を分泌する腺(マイボーム腺)からその分泌を促すよう
目を温めてあげることとマッサージをしてあげることも大切とのこと。
お薬とマッサージで1ヶ月治療して様子を見ようということになりました。
マカロン、がんばろうね。
はいですの